Saturday, November 4, 2017

人々の理解を促進する方法:インタビューとドキュメンタリー

一、伝えたいこと
 私達が日常生活に見られる景色や交われる友人は有限である。しかし、ドキュメンタリーや記者のインタビューを通して自分自身で行けない所の景色が見られるようになり、日常生活で接触がない他人の生活や考えが理解できるようになっている。したがって、優れたドキュメンタリーとインタビューには、視野を広げ、人々を繋がらせる力があるはずだと思う。今学期のプロジェクトで、私とイイさんはそのドキュメンタリーとインタビューの魅力について探りたいと思う。このレポートはドキュメンタリーを中心として討論する。

二、人々の理解を促進するドキュメンタリー
 ドキュメンタリーが伝えられることの一つは、人々の真実の生活や考えである。この目標に向かって、優れたドキュメンタリーの監督は対象者の日常環境で生活を送ってみたり、一緒に住んだり、対象者と親しくなったりすることが多い。中国の監督徐童はそのような監督の一人である。「遊民シリーズ」の取材のために、徐童は対象者が住んでいる北京の近郊の貧民窟に一年以上住み、対象者と一緒に生活を送り、彼らの信頼を得た。その成果は、遊民たちの生活や考え方ありのままに表す「遊民シリーズ」である。このドキュメンタリーは北京の近郊の貧民窟に住んでいるセックスワーカーや占い師などの底辺の人々の生活を描く作品である。価値観や道徳に関する評価をせずに、徐童は客観的に彼らの生活や考えを表している。社会階層の高低に関わらず、人生の苦と楽や理想と悩みには違いがないという大事なメッセージが分かる。

三、視野を広げドキュメンタリー
 社会分野のドキュメンタリー以外に、自然分野の作品はさらに多くの観衆がいる。子供と青少年に向け、動物や大自然についてのドキュメンタリーはよくテレビで放送している。そのようなドキュメンタリーを通して、宇宙から見る地球の様子や深海に生きている生物や熱帯雨林の珍しい昆虫などの自分自身で見られないことがわかるようになる。すなわち、自然分野のドキュメンタリーは私達の世界に対する理解を深める。その上、観衆は自分以外のさらに広い世界に興味を持つようになるかもしれない。例えば、「私たち人類は、地球の支配者なのでしょうか」「私たちは宇宙のことをどれほどわかっているのでしょうか」などの問題はよくドキュメンタリーを見た後の感想らしい。

四、ドキュメンタリーのテクニックについて
 クラスメートから一番多くもらったコメントは、ドキュメンタリーのテクニックについての質問である。例えば、「ドキュメンタリーはどうやって作るものであると考えていますか」。自然分野ドキュメンタリーの場合は、専門のカメラや設備は確かに必要なので、アマチュアが撮ることは難しい。しかし、社会分野のドキュメンタリーは設備やテクニックに対する要求は高くないと考えられる。実は、技術の進歩のおかげで、現在携帯電話のカメラで撮った、ユーチューブなどのビデオサイトで放送しているドキュメンタリーもたくさんある。さらに、撮影や編集のテクニックより大事なのは、他人の経験やストーリーを聞くことと述べることのテクニック、すなわち共感に向ける努力だと思う。徐童の「遊民シリーズ」のように、設備や撮影のレベルにもかかわらず、対象者との親しい関係の上でできた深い理解と共感のために、「遊民シリーズ」は優れた作品だとみなされているようだ。したがって、インタビューはドキュメンタリーの最も重要な部分である。このプロジェクトで、イイさんはインタビューについて詳しく話す。

五、結論
 ドキュメンタリーとインタビューは社会や自然に対する理解を推進する大事な方法だと信じている。視野を広げる上に、共感や好奇などのすばらしい気持ちも育てられるという点で、ドキュメンタリーとインタビューは子供にも大人にも教育の宝物だ。